御 挨 拶
第68回全国大会実行委員長 島田 信子(函館大学)
第68 回実践経営学会全国大会を、美しい自然と歴史豊かな函館の地にて、8月29日(金)から31日(日)の日程で開
催いたします。函館大学創立60 周年の記念すべき年に、全国から会員の皆様をお迎えできることを大変嬉しく思っ
ております。
開催にむけて、学会本部役員の先生方をはじめ多くの方々のご支援のもと、準備を着実に進めております。本学
からも施設利用料免除や学園バス無料貸与等、様々なサポートを受けています。学会当日は学内の軽食喫茶「セ・ラーム」
の無料コーヒーサービスや地元の人気ソフトクリームの販売など、交流を深める楽しいひとときをご用意しております。
函館大学らしい大会を目指し「チーム函館大学」一同、全力で準備を進めて
おります。皆様とともに有意義な学術交流の場を作れることを楽しみにしております。どうぞご期待ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
統一論題:
「市町村魅力度ランキング」と新時代の観光戦略
解題
函館市は、全国的な「市町村魅力度ランキング」で常に高い評価を受け、その美しい景観や歴史的な価値、観
光資源の豊かさで多くの人々を魅了しています。一方で、「中核都市幸福度ランキング」では低順位に位置づけられ
ており、このギャップは今後の観光戦略や地域振興における重要な課題を浮き彫りにしています。
本テーマが注目すべき理由は、観光と地域住民の生活満足度が表裏一体である点です。観光地としての評価を
高めることが地域経済を活性化させる一方、地域住民が持続的に豊かな生活を送る環境を整えることが、観光地と
しての魅力向上にもつながるという視点が必要だからです。この2 つの評価の間にあるギャップを埋める取り組みこそ
が、新時代の観光戦略の鍵を握っています。
今回のエクスカーションでは、西部地区を中心に、今も観光客でにぎわうエリアと、かつて繁栄した街の「今の姿」
を巡ります。この体験を通じて、函館市の観光地としての顔と、地域社会が抱える課題の両方を共に考える機会とな
るでしょう。観光と地域の両面をバランスよく発展させることの重要性を、具体的な現場から見つめ直します。
「市町村魅力度ランキング」と「中核都市幸福度ランキング」という2 つの視点の間にある課題は、地域の持続可
能な成長を考える上で、避けては通れないテーマです。このシンポジウムとエクスカーションを通じて、全ての人たちに
愛される街づくりの可能性を探るきっかけになることを期待しております。
【プログラムの概要】 詳細につきましては、6月の会報にてご案内いたします。 | ||
8月29日(金) | 午後: | エクスカーション |
夕刻以降: | 常任理事会、理事会(会場:五島軒本店) | |
8月30日(土) | 午前: | 自由論題 |
午後: | 1. 開会式 2. 統一論題シンポジウム(ディスカッション・質疑) 仙石 智義氏(函館市地域交流まちづくりセンター・センター長) 若山 豪氏 (株式会社 五島軒・代表取締役社長) 岡田 暁氏 (函館タータン協会・会長) |
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夕刻: | 研究・情報交換会 (プレミアホテルキャビンプレジデント函館) | |
8月31日(日) | 午前: | 自由論題(終了後、会員総会) |
会 場: 函館大学
住 所: 042-0955 北海道函館市高丘町51-1 電話番号0138-57-1181
交通機関: 路面電車 JR函館駅から30分 湯の川終点下車徒歩20分
【バス】
JR函館駅前バス停から36分 「滝沢町行」函館大学前下車
湯倉神社前バス停から8分 「滝沢町行」函館大学前下車
【タクシー】
函館空港から10分(約1,200円)
JR函館駅から20分(約2,000円)
【ご案内】
当日はプログラムに合わせて無料学園バス(定員50名)が運行します。
JR函館駅前・五稜郭本町・湯の川温泉近郊が停留所となりますため、宿泊施設をお選びいただく際のご参
考になさってください。
第68 回全国大会における自由論題報告者を下記の要領で募集いたします。多くの会員の皆様のご応募をお待ちしております。
同内容は会報第108号に掲載しております。PDFでご覧になる場合はこちらからどうぞ
1. 応募資格
(1)会員であること(非会員との共同報告は認められておりませんので、応募に際しては入会手続きをお願いいたします)。
(2)2024年度までの年度会費に未納がないこと(共同報告者も同じ)。
(3)2025年度会費が、報告論文の提出期限2025年6月30日(月)までに納入されていること(共同報告者も同じ)。
2. 応募方法
下記の項目を明記の上、下記の「実行委員会アドレス」へお申し込みください。メールの件名は「JSAM第68回大会自由論題報告応募」としてください。共同報告の場合は、共同報告者の(1)、(2)、および主たる報告者の(5)についても明記してください。なお、報告日時のご希望はお受けできません。
(1)氏名(ふりがな)
(2)所属機関名・肩書(大学院生の場合は「課程」を明記)
(3)報告テーマ
(4)報告論文の概要(400字程度)およびキーワード(3~4語)
(5)連絡先(メールアドレス、郵便番号、住所、電話・FAX番号)
※Eメールを日常使用されない方は、期限までに大会実行委員会あてに郵送でご応募ください。
※自由論題報告は、8/30(土)午前、および8/31(日)午前を予定しています。
3. 応募期限
2025年5月30日(金)17:00必着
※これを受けて、常任理事会へのプログラム案の策定、その他の事務手続きに入りますので、期限厳守でお願いいたします。
4. 報告論文の提出期限
2025年6月30日(月)23:00必着
提出期限までに報告論文が届かない場合には、『実践経営学研究』への掲載ができなくなるとともに、大会プログラムに報
告予定が記載されていても、大会当日の報告は認められないことになっております。
5. 報告論文の提出
本学会の全国大会におきましては、慣例として、いわゆる「大会予稿集」「レジュメ集」などは作成しておりません。代わりに
フルペーパーの公式論文集『実践経営学研究』を編集・刊行し、大会当日に配布することになっております。そのため、報告
者は、作成した報告論文を、「実行委員会アドレス」まで、メール添付にてお送りください。メールの件名(表題)は「JSAM第
68回大会報告論文送付」としてください。
また、編集作業の都合上、報告論文はWordによる作成をお願いいたします。校正の機会は設けておりません。
学会HP全国大会ページよりWordファイルの雛形をダウンロードしてください。
(実行委員会アドレス jsam68.ronbun@gmail.com)
6.報告論文の執筆要領
(1)A4版横書き(1ページは40字×40行)(英文20ワード×40行)で8~10ページ(図表、注釈、参考文献等を含む)。
(2)1ページ目は、まず、下記の項目を明記し、□(罫線)で囲む(1行に入らない場合は、ポイントを下げて調整する)。
①論題名(メインタイトル)
和文14ポイント(明朝)、英文半角10. 5ポイント(Cent ury)
②副題(サブタイトル)
和文12ポイント(明朝)、英文半角10ポイント(Cent ury)
③所属・氏名
和文11ポイント(明朝)、英文半角10. 5ポイント(Cent ury)
(3)最終ページの36行目以降は余白とする。
(4)本文構成は、「はじめに」(I ntroducti on)、「章・節(1.、2.・・・)」(Chapt er1, 2・・・)、「項(( 1) 、(2)・・・)(Secti on( 1),( 2)・・・)
等とする。
(5)本文中に、目次、構成等の表示はしない。
(6)本文は10.5ポイント(明朝)(10.5point, Century)とし、引用部分の表示、図・表の出展表示、文末注釈については10ポイ
ント(明朝)(10point, Century)とする。
(7)表のタイトルは「表1 ・・・」(Tabl e1) とし、当該表の上部に表記する。
(8)図のタイトルは「図1 ・・・」(Fig.1)とし、当該図の下部に表記する。
※[6.報告論文の執筆要領]に関するお問い合わせは、本部事務局(jsam.headoffice@gmail.com)までお願いします
7.キャンセルについて
大会での報告機会を確保したにもかかわらず、大会当日・当時刻に、相当の理由なく欠席されますと、次年度における全
国大会での報告ができなくなります。欠席せざるを得ない事情が発生しましたら、できる限りすみやかに実行委員会までご
連絡ください。
8.その他
何かご不明な点がありましたら、「実行委員会アドレス」、もしくは本部事務局(jsam.headoffice@gmail.com)までお問い
合わせください。
第68回全国大会実行委員長 | 島田 信子 (函館大学) |
実行委員会E-mail:jsam68.ronbun@gmail.com |