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カテゴリー: 全国大会

2011/05/09 第54回全国大会は東京富士大学にて開催されます!

「第54回全国大会は東京富士大学にて開催されます!」

 開催を予定しておりました富士大学(岩手県花巻市)から、東日本大震災による物的・精神的・地域的被害の大きさに鑑みて、「当面延期」の要請を受けましたので、急きょ、東京富士大学(東京都新宿区)の小坂善治郎会員(本学会・理事、元・常任理事)にお願いいたしましたところ、急なお願いにもかかわらず、お骨折りいただけるところとなり、また大学当局からも快諾をいただくことができました。なお統一論題につきましては、「震災に関連なしは配慮したテーマとしたい」という要望に基づき、現在、常任理事会において組み立て中です。

会 場:東京富士大学(東京都新宿区下落合1-7-7)

JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線、「高田馬場駅」より徒歩3分

大会実行委員長:小坂 善治郎(東京富士大学教授)

実行委員会事務局長 岡星 竜美(東京富士大学教授)

日 程:9月30日(金) 午後 企業見学等の企業経営研究(交渉中)

 (夕刻より 理事会・常任理事会の開催を予定)

10月1日(土)  午前 自由論題報告

午後 基調講演・シンポジウム・会員総会など

夕刻より、研究情報交換会(参加者懇親会)

10月2日(日) 午前 自由論題報告  14:00頃、終了予定

なお東京富士大学には上記の小坂善治郎教授、岡星竜美教授の他に、青山和正教授、高石光一教授、高橋哲也講師、飯塚康之非常勤講師の各先生方が実践経営学会の会員としておられます。

・ご案内及びプログラムは7月上旬に、大会実行委員会より会員各位にお届けする予定です。

2010/08/14 広島企業視察研 究会のご案内

「広島企業視察研 究会のご案内」

 

広島地域企業視察研究のご案内

実践経営学会第53回全国大会実行委員長
小原久美子(県立広島大学)

前略

第53回実践経営学会全国大会は、2010年9月11日~12日、広島県情報プラザにて開催されますが、その前日、9月10日(金)に下記の通り、広島地域企業視察研究を実施いたします。特に今回は、統一論題テーマに最も相応しい企業において、理念経営と人材育成による人間力を中心に視察研究を致したいと思います。
是非ご参加下さいませ。(実りある楽しい視察研究になると確信しております。)

ご参加をご希望の会員の方は、下記宛てにメールにて参加の希望をご連絡下さい。
30名程度になり次第、締め切らせて頂きます。

9月10日(金):賀茂鶴酒造株式会社および株式会社サタケ 企業視察研究

AM  11:30      広島駅北口(新幹線口)前、バス乗り場(リムジンバス乗り場
左)
AM 11:40    広島駅~バスにてJR西条駅近く「賀茂鶴酒造株式会社」に移動
AM
PM 1:00~2:00   賀茂鶴酒造 工場見学
PM
PM 2:20~4:20   サタケにて視察
PM 4:25
PM 5:00      ANAクラウンプラザ広島へ到着
以上

上記企業視察を希望される会員の方は、件名に「企業見学希望」と記し、①氏名、
②ご所属、③メールアドレス、④連絡先TELをご記入の上、下記にメールにてお申し
込み下さい。

メールアドレス:obara@pu-hiroshima.ac.jp
実践経営学会第53回全国大会実行委員長

2010/08/14 実践経営学会第53回全国大会ごあいさつ

「実践経営学会第53回全国大会ごあいさつ」

   2010年7月吉日

実践経営学会会員各位

実践経営学会第53回全国大会
大会実行委員長 小原 久美子(県立広島大学)

中国・四国支部会からのご挨拶

 

盛夏の候、会員の皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、実践経営学会第53回全国大会は、実践経営学会中国・四国支部会と広島県社会保険労務士会協賛により、JR広島駅から路面電車で20分ほどにあります「広島県情報プラザ」にて、2010年9月10日(金)~12日(日)の日程で開催されます。9月10日は、広島県下の地域企業でしかも、グローバル企業である「サタケ」や「賀茂鶴」の視察研究等お
よび常任理事会・新旧理事会を予定しております。そして、9月11日、12日は「広島県情報プラザ」にて全国大会を開催する予定となっています。

本大会の統一論題は、「経営理念を基軸とした企業経営と人間力―人間性と合理性の調和を求めて―」というテーマにあります。今日の世界的規模での金融危機や、それに伴った不況の波は当然のことながらわが国の企業経営にさまざまな側面において大きな打撃を与え、ややもすれば合理化一辺倒に偏った企業経営の下で、人間個人の尊厳を軽く見る意識を植え付けています。また、地球環境問題は、もはや企業経営において最も重要な戦略課題となりました。このような現代社会の環境状況において、さらに深刻さを増すものとして、企業不祥事の多発化が常態化しているように思えてなりません。
ここで今一度、企業経営の目的や理念・存在意義について再考し、現代のグローバル化した社会と企業経営との関わり方について再考すると共に、「企業は人なり」という基本に立ち返り、企業組織内部における人間性と合理性の調和を求め、人間個々人の尊重の上に支えられた企業経営を実践することで、組織における個人と全体がともに
成長・発展・進化しうるような、これからの企業経営を考えていきたいと思います。
そこで、10日の広島地域企業視察は、本統一論題に沿った理念経営研究に相応しい、世界トップの食品加工機総合メーカーの地位を確立した「株式会社サタケ」と、現在までに83個もの金賞を受賞し、酒造りに心を込め続ける「賀茂鶴酒造株式会社」の企業視察からスタートします。そして、11・12日の「広島県情報プラザ」で開催される全国大会では、広島での初めて開催ということもあり、世界遺産である宮島厳島神社を中心として「地域と大学を結ぶ宮島学の取り組みと厳島の芸能」というテーマで、県立広島大学人間文化学部教授の樹下文隆氏に特別講演をお願い致しました。また、統一論題基調講演として、賀茂鶴酒造株式会社取締役副社長・製造本部長の小林信也氏に「日本の酒造り―自然・微生物・人間との協調―」というテーマでご講演をお願いし、その後会場からのご活発な議論に加え、実践経営学会会長の平野先生に統一論題の観点から検討を加え総括して頂きます。
今回の大会が中国・四国支部初の記念に残る有意義な大会となり、また、わが国の実践経営学研究のさらなる発展に貢献できるよう、大会実行委員一同総力をあげて準備を進めております。是非とも会員の皆様の積極的なご参加を、心よりお待ち申し上げます。

2010/05/01 第53回全国大会のご案内

「第53回全国大会のご案内」

 

 統一論題

「経営理念を基軸とした企業経営と人間力―人間性と合理性の調和を求めて

大会実行委員長 小原久美子(県立広島大学)

 

 実践経営学会第53回全国大会は、実践経営学会中国・四国支部会と広島県社会保険労務士会協賛により、広島駅から路面電車で20分ほどにあります「広島県情報プラザ」を会場として、2010年9月10日(金)~12日(日)の日程で開催されることになりました。9月10日は、広島県下の企業見学等および理事会を予定しております。そして、9月11日、12日は「広島県情報プラザ」にて全国大会を開催する予定となっています。

ところで、実践経営学会全国大会を広島で開催するのは本年が初めてのことであります。全国大会を通じて、広島ならびに中国・四国地域のよさを会員の皆様に知って頂く絶好の機会を得たことに深く感謝申し上げます。また、会員の皆様がせっかくご参加頂くからには、その期待に充分応え満足して頂けるように大会実行委員一同、決意新たに準備に取り組んでいるところです。どうぞ、多くの会員の皆様のご参加をお待ち申し上げております。そして、有意義な大会になるように祈願申し上げます。

 本大会の統一論題は、「経営理念を基軸とした企業経営と人間力―合理性と人間性の調和を求めて―」というテーマにいたしました。経営学を経営組織の観点から考えるのが経営組織論でありますが、バーナード(Barnard,C.I)は、まず、人間とは何か、人間個々人から出発しました。そこにおける個人とは、「個人の行動」を強調するものあり、極めて実践的な存在としての個人を意味しています。そして、個人は社会的に創造された複雑な価値的統合物であり、その中で行動を自ら意思決定しうる主体的な存在として取り扱われております。しかし、個人は価値的にも意識的にも合理性の面においても不安定な存在であり、それでも、個人の行動は主体的行動として取り扱われなければならないとされています。つまり、バーナードの関心は、古典的な支配―被支配の関係ではなく、貢献―非貢献の関係で、いかに客体を支配するかではなく、いかに複雑で不安定な主体から貢献を確保するかにあります。

 ところが今日の世界的規模での金融恐慌、それに伴った不況の波は当然のことながらわが国の企業経営のさまざまな側面において大きな打撃を与え、特に、失業問題はもはや社会問題と化し、ややもすれば合理化一辺倒に偏った企業経営の下で、人間個人の尊厳を軽く見る意識を植え付けています。また、地球環境問題は、われわれ1人ひとりの日常生活において身近に感じられるものとなり、企業経営においても最も重要な戦略課題となっています。

このような現代社会の環境状況において、さらに深刻さを増すものとして、企業不祥事の多発化が常態化しているように思えてなりません。

 ここで今一度、企業経営の目的や理念・存在意義について再考し、現代のグローバル化した社会と企業経営との関わり方について再考すると共に、「企業は人なり」という基本に立ち返り、企業の組織内部における人間性と合理性の調和を求め、人間個々人の尊重の上に支えられた企業経営を実践することで、組織における個人と全体とがともに成長・発展・進化しうるような、これからの企業経営を考えていきたいと思います。

 そして、地球的規模での世界の人々が幸福でかつ健全でしかも平和な社会実現のために企業は何をすべきかを、ここ「広島の地」から学び、それを世界へ発信していきたいと思います。

 さて、広島県は2大世界遺産、原爆ドームと宮島厳島神社がある土地柄です。この偉大な世界遺産を一目見ようと、世界各国の人々が訪れるグローバルな土地柄でもあります。是非、実践経営学会全国大会にご参加され、大会参加後にご観光されることをお勧めいたします。どうぞ、広島へ是非お越し下さいますようお願い申し上げます。